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  二次創作の文を置いてます。 駄文ばかりに付き読後の苦情はご勘弁を。 コメントのパスワードは「君に届け」です。
                       
   
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また新しいお話し始めちゃいます。

今回変な設定です。
風早君は大学生。
爽子ちゃんは悪魔です。

なんでも大丈夫な方向けですので、
「爽子ちゃんが悪魔なわけ無いだろう!!」
という方は閉じてお帰りくださいませ。

pixivの表紙ですが、
お話の中の爽子ちゃんはこんな悪魔な格好ではなく、
見た目は普通の人と同じ感じです。
要するにこの表紙は悪乗りです。




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1 俺は恋愛なんて興味が持てない奴なんだ。


俺は風早翔太、教育大学二回生。
大学生活は概ね充実してる。

友人は多いし、授業も興味深い。
バイトも面白いし、人間関係も良好だ。
今まで生きてきて人付き合いで困ったことは殆ど無い。
殆ど無いんだけど、無いとも言い切れない。

それが何かって言うと、
有り体に言えば恋愛ってやつなんだけど・・・
今、困ってるのかって言うと、困ってはいない。
どうやら俺は恋愛ってやつに全く興味が持てないんだと
ある時気づいたんで、切り捨ててしまった。
だから今別に困ってはいない。
普通に友達と楽しくやれてるし、十分だ。

俺も高校の頃は、誰かを好きになって
付き合って、彼氏彼女になって、恋人になって・・・
とかするんだと漠然と思ってたんだ。

俺を好きだと言ってくれる娘もいて、
俺も彼女を好きになるかもしれないと思ったから
付き合ったんだけど、そんなことはなくて、
だんだん彼女に時間を割くのが億劫になって、
「ああ、この子じゃなかったんだ。」と思った俺は
「別れよう。」と言って彼女を泣かせた。

その後も俺を好きだと言ってくれる娘は度々現れて、
その度、その娘を好きになれるかもしれないと思って、
今度こそこの娘かもしれないとか思って、
同じことを繰り返して、最後はやっぱりその娘を泣かせた。
「別れたくない。」と泣く娘を見て、
俺なんかといても楽しくなかっただろうに、
なんで別れたくないんだろうと思っていた。
俺も全然楽しくなんて無かったし、
その上、女を取っ替え引っ替えしてるとか、
女泣かせだとか言われた。
好きだと言われたほぼひと月後には
その娘を泣かせるということを繰り返したわけだから
やったことはそう言われても仕方ないことだと自分でも思ったし、
好きになるかもとかで付き合ってみるのはもうやめようと思った。
俺だって別に好きになってくれた娘を傷つけたかったわけじゃない。
いつか自分で好きだと思う娘に巡りあった時、
その時に恋愛すればいいんじゃないか、
それまでは俺は恋愛なんてしなくていいやって思ったんだ。

あれからもう3、4年が過ぎただろうか。
俺は今日、20歳の誕生日を迎えていた。
今日は深夜のバイトは公休日で、
夕方のバイトを終えて一人暮らしの部屋に帰り着いたところだ。

大学に近いのと安いってだけで決めた部屋は超狭い。
鍵を開けて灯りをつければ中はひと目で見渡せる。
見渡したところで、一人暮らしなんだから誰も居ないはずだった。
なのに、真ん中に置いたローテーブルの向こうに黒い影が佇んでいた。
俺は心底ビビって一步退いてドアにガンと激突した。

よく見るとローテーブルの上には丸いバースディケーキがのっていた。
黒い影はフッと顔を上げて花がほころぶような笑顔を見せると、
「おかえりなさい風早さん!ハッピーバースディ!!」と言って、
持っていたクラッカーをパーンと1つならした。
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