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  二次創作の文を置いてます。 駄文ばかりに付き読後の苦情はご勘弁を。 コメントのパスワードは「君に届け」です。
                       
   
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大変ご無沙汰しておりました!!
とうとうPRがついちゃったりしましたねー。

もう長くなっちゃって最初の方となんか雰囲気も変わっちゃってる気もするAAAですが
書こうと思って1から読み返すという苦行をしておりました。
そしてもう書きたいこと書いちゃったなあ感が・・・。
またいつものどうやって終わらせようかという難題に頭悩ますかのままです。

とりあえず#29 三手 よろしかったらおひとつ。



拍手[7回]

   

   




29 三手

ピンに捕まってしまうとどうすることもできない自分が情けない。
実際、ピンには色々弱みを握られてるもんだから仕方ない。
黒沼から引き離されて冷静になったら
今日のメンバーに三浦は含まれてないが
あの告白のあと、どうなったんだろうと気になりだした。
三浦にメールしてみたら
『たまたま近くにいるんで合流してもいいっすか?』と返事が来た。
『理由有って別行動中だから俺以外の意見はわからないがいいんじゃないか?』
と返す。
なんだかんだで三浦には世話になったと思うからちょっと恩返しだ。
多分三浦の合流に異を唱えるやつはいないと思う。

「翔太おまえ高校生かよ、スマホばっかいじりやがって!
 ずっとうつむいてたんじゃお前の唯一の取り柄の甘いマスクが見えねえだろ。
 いつもの感じでヘラヘラ笑ってろよ!」とピンに言われてムッとする。

「そんな不機嫌な面してたら女が寄ってこねえだろうが!」とさらに言う。

「しょうがないだろ、不機嫌なんだからそういう顔にもなるよ。
 黒沼と久しぶりに会えたったいうのに
 なんで同じ神社で別行動しなきゃなんないんだよ。」

「おまえ・・・マジで黒沼と付き合ってんのか?
 どうせ生徒と付き合うならもっと・・・
 色気のあるやつ居ただろうが。」

「ピンがどういう娘に色気感じるのか知らないけど
 俺は黒沼が一番かわいいって思うんだから
 そういうの余計なお世話っていうんだよ。」

「そうかよ、まあいいけど。
 全く役立たずだから、お前もう帰っていいわ。
 俺ももう帰って酒呑んで寝るわ。」

「マジで!やったー!!」

「黒沼ねー・・・。案外似合いかもな、翔太とは。」
とピンが漏らした言葉に変に嬉しくなった。


急いで黒沼に電話してどこに居るのか訊いたら
『みんなでおみくじを引いてます。』ってことで急いで向かう。
まだギリで今日中にプレゼントを渡せそうだ。
三浦にもメールしておこう。

俺がおみくじ売り場に着くと程なく三浦もやってきた。

「えっ、なんでケント!?」と矢野が驚く。

「あやねちゃんがいるって聞いて、来ちゃった。」と三浦。

「あー、まさか返事を聞きに?
 っていうかあれ、マジなの?」と矢野が言うのを聞いて

「マジに決まってるでしょ!!
 え、あやねちゃんまさか冗談だと思ってたの?
 俺の勇気振り絞った告白を!!」と三浦が嘆く。

そこで珍しく龍が声を上げた。

「じゃあ、ここで三手に別れよう。」
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