どうも、毎度ご無沙汰です。
久しぶりに「爽子じゃなきゃダメみたい」更新です!
13「鈍感な人たち」です。
覚えていただいているでしょうか?
と言うか一番私が怪しいです。
一応前に書いたのを読み返しつつ書いては居るんですが
もしかしたら辻褄合わないとこあったら教えて下さい。
それではよろしかったらおひとつ~
久しぶりに「爽子じゃなきゃダメみたい」更新です!
13「鈍感な人たち」です。
覚えていただいているでしょうか?
と言うか一番私が怪しいです。
一応前に書いたのを読み返しつつ書いては居るんですが
もしかしたら辻褄合わないとこあったら教えて下さい。
それではよろしかったらおひとつ~
13 鈍感な人たち
また〆切りが近づいてきて、
私が話し込まないようになんて思う以前に
そんな雰囲気じゃなくなって来ている。
もちろん一応気をつけてもいるんだけど。
野崎くんの家では必要以上のことは話さないように・・・。
だからといって学校では話せてるかといえば
席が離れてるし、相変わらず風早くんは人気者だから
周りにいつも人が一杯でなかなか近づくことさえままならない。
仕方ないとは思ってる。
だって風早くんのことを好きな娘なんて
私の他にもきっといっぱい居て
いつも男子の中にいる風早くんとは
話せている娘の方がきっと少ないと思う。
「爽子ちゃん、今日も風早くん来てくれるって。
晩ごはん4人分でお願いね!」と千代ちゃん。
「あ、うん!わかったよ。」と返事して千代ちゃんを見たら
なんか変な顔で私を見てて
「あの、千代ちゃんどうかした?」と訊いてみたら
「風早くん、なんか誤解してるみたいだよ。」って。
「誤解・・・?」
「だって野崎くんのトコに来て爽子ちゃんと一緒にいたら
爽子ちゃんの好きな人に誤解されないかなって
なんか頓珍漢な心配してて。
風早くんは一体誰に誤解されるって心配してるんだろ?」
あれ?千代ちゃんは風早くんと話ができてるんだ・・・。
私が変に意識しすぎてるから話もできなくなってるのかなあ・・・。
それにしても・・・
「・・・う~ん、わからない・・・。
私、好きな人なんてほかに・・・。
そんなふうに見える人なんて思いつかない・・・
みこりんと野崎くん以外
男子で普通に話してくれる人すら殆ど居ないんだよ。」
「・・・あー!そういえば!!
爽子ちゃんの隣の席の・・・ケントくん、だっけ!
よく話してるよね!」
隣の席になった三浦くんはとてもいい人で
怖がられない挨拶の仕方だとか
自然な笑顔の作り方とか
いろいろ伝授してくれるので
師匠と呼ばせてもらっていろいろと教えてもらっている。
だから確かに近頃男子の中では一番話をしているかも。
残念ながら風早くんとはあんまり話せていないから・・・。
「・・・私、師匠のことを好きな様に見えるのかな?」
「そーだね、すごく仲良く見えるからそうなのかも。」
「風早くんは私が師匠のことを好きだと思ってるのかな・・・。
それを応援しようと思ってるってことなのかな?」
「え?!そんなことはないんじゃないかなあ!」
「え?そうなの?そういうことではないの?」
「応援はしないでしょ!」
「そ、そうだよね。風早くんが私の応援だなんて・・・。」
「も~・・・そうじゃなくて!
他のことならなんだって風早くんは爽子ちゃんの応援してくれると思うけど
ケントくんと爽子ちゃんが今以上に仲良くなるといいなんて
きっと思ってないってことだよ!」
「え?風早くんは師匠のこと悪い人だと思ってるのかな?」
「・・・風早くんもだけど、爽子ちゃんも結構鈍感だね。
でも・・・一番鈍感なのは野崎くんだとは思うけどね・・・。」
私って鈍感なんだ・・・。
鋭いとは思ってなかったけど・・・何に対して鈍感なのかな?
あ、でも・・・野崎くんが鈍感だとは私も思う。
だって千代ちゃんが野崎くんの事好きだっていうのは
ものすごく分かりやすいのに
本当にただのファンだと思ってるみたいだもん。
PR
この記事にコメントする
カウンター
カテゴリー
最新記事
(08/10)
(03/25)
(10/26)
(09/30)
(08/31)
(08/23)
(08/21)
(05/15)
(02/17)
(01/28)
ブクログ本棚
プロフィール
HN:
かのまま
性別:
女性
趣味:
絵を描いたり文字書いたり。
自己紹介:
このブログとPixiv以外で作品の公開はしていません。
印刷物の制作等はしていません。
日本語以外に対応できる語学力は持ち合わせていません。
印刷物の制作等はしていません。
日本語以外に対応できる語学力は持ち合わせていません。
AdMax