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  二次創作の文を置いてます。 大したこと無いモノしかありません。 読後の苦情はご勘弁を。
                       
   
5巻の名場面、
「風早にお礼したい時は、掴んで5秒目をつぶれ。」の時に、
キスしちゃってたらと言う、もしも話。

   

   
「え、いや、昨日もだけど、なんで黒沼が謝るんだよ!
 俺のほうが謝りたくて来てもらったのに!!
 ごめん、俺、昨日、思わず・・・、キ、キスしちゃって・・・」

「え・・・やっぱりそうだったの?」

「ええっ!?分からなかった!?」

「そうなのかもと思ってたんだけど、
 『誤解』って書いてあったから、違ったのかなって・・・」

「え、いや、そこじゃなくて・・・。
 なんか黒沼のほうが悪いと思ってるみたいだったから。」

「でも、私のお礼が風早くんを謝らせることになってしまったみたいで・・・。」

「お礼?」

「あ、荒井先生が・・・
 『風早くんにお礼したい時は、掴んで5秒目をつぶれ。』って・・・。
 風早くんが喜ぶからって・・・・。」

「ピンが・・・?!」

「あ、でもね、あやねちゃんが、『こんなつもりじゃなかった』のなんて、
 ノーカウントだって言ってたから・・・
 だから・・・その・・・気にしないで!!」

「え、ええっ!や、矢野が?!ーーー言ったの、この事!
 ノーカウントって・・・黒沼はその方が・・・いいの?」

「だ、だって、風早くんの名誉が!!」

「・・・なんだよ、それ・・・」

「風早くんも初めてだって言ってたから、
 その相手が私だなんて申し訳無いっていうか・・・。」

「そ、そんなことないよ!なんかピンの思う壺って感じでムカつくけど・・・・
 俺は嬉しかったよ、黒沼とキスできて!!」

「え・・・嬉しかったって・・・そんな気を使わないで・・・
 だって・・・『こんなつもりじゃなかった』って・・・。」

「うん・・・ホントにごめん。
 あんまり黒沼が可愛くて・・・
 つい、ふらふらっと・・・その、キスしちゃったけど・・・。
 俺は・・・いつかは黒沼とそんな風になれたらいいなと思ってたし・・・。
 でも、それはちゃんと俺の気持ちを伝えて・・・、
 そんで、黒沼に俺を好きになってもらえたら・・・、
 それからの事のつもりだったから。
 あんなふうに黒沼はわけわかんないまま、
 ・・・奪ってしまったみたいに・・・その・・・するつもりじゃなかったんだ。」

「え・・・ええっ!?」

「俺、黒沼のことが、好きなんだ。
 誤解のないように言うけど、キスしちゃったからじゃないからね!
 その前から、初めて会った時からずっと好きだから!!」

「・・・あ・・・なんか・・・幻聴?」

「は?なに、ゲンチョウ?え!幻聴!?いや、違うから!!
 これでも勇気振り絞って言ってんだから!
 現実だから、黒沼!!」

「・・・げ、現実・・・?」

「俺は黒沼のことが好きだよ。
 黒沼は・・・俺のこと、どう思ってる?
 もしかすると好きだと思ってくれてる?
 また俺の自惚れなのかな?」

「わ、私は・・・風早くんのことがーーー
 ・・・す、好きなの・・・だ、大好きなの・・・」

「それは、その・・・尊敬とかじゃなくて・・・恋愛感情で?」

「そ、尊敬もしてるし、やっぱり憧れでもあるけど・・・
 もうそれだけでは居られなくて、なにぶん初めての気持ちで、
 持て余しても居るのだけれど、でも、きっと、
 風早くんに感じる大好きの気持ちは・・・
 恋愛感情なんだなあ・・・って・・・思うの・・・。」

「ホ、ホントに?・・・うわー、・・・夢みたいだ・・・すっげー嬉しい・・・」

そう言って、風早くんは私の大好きなお日様みたいな爽やかな笑顔で笑った。

「わ、私は・・・私も・・・夢みたいで・・・やっぱり・・・夢なんじゃないかな?
 やっぱり信じられないよ・・・。
 ありえないよ、風早くんが私を好きになってくれるなんて・・・。」

「え、ええっ?黒沼!!ちょ・・・夢じゃないから!」

「わ、私ったら、なんて欲張り・・・なんて我儘、
 夢の中で風早くんに好きだって言わせるなんて・・・。」

と言ったらいきなり、強く手首を握られたみたいで・・・


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