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二次創作の文を置いてます。 大したこと無いモノしかありません。 読後の苦情はご勘弁を。
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連休一日目にこの話が好きだと言ってもらって
調子に乗って二日目に書き始めたが書ききれず、
書ききれなかったので翌日UPするとかブログで言っといて
翌日は長男も休みだったから一緒に撮り貯めたアニメを見て終わり
結局四日目の午後のUPとなりましたー。
いやー、ダラダラしててすいませーん。

そんでは、北幌ニュータウン#5「はじめての制服」

よろしかったらおひとつ~






5 はじめての制服 


この春から中学生になります。
なんだか中学生になるって一気におとなになった気分。
それはやっぱり制服のせいだと思う。

私達の中学校は女子はセーラー服、男子は学ラン。
コートやカバンや靴は華美でなければ良くて、特に決まってはいない。

小学校より少し遠くなるけれど比較的近い方なので自転車通学は許されていない。
もちろんもう登校班なんてないから風早くんとは一緒に登校できなくなる。
家の場所はほぼ同じだから時間さえ合えば一緒に行けるのだけど
待ち合わせて一緒にとか・・・中学生になったら男子とそんなこと
やっぱり無理なんだろうなあ・・・

そんなことを考えながら出来上がってきた制服を家で着てみていたら
庭の方から「さ~わこ~!!」と私の名前が呼ばれた。
あの声はとたくんみたい。幼稚園から帰ってきたのかな?

「とたくんおかえりー。」と言いながら庭に出れば

「おー!爽子!!俺、やっと卒園したぞ!!
 4月から俺も小学生だ!!」と言いながら、
私の格好を見てなんだか固まってしまった。

「・・・さ、爽子って・・・翔太と同じ学年だったのか!?」って驚いてる。

「え?うん、そうだよ。クラスも同じ。知らなかった?」

「来年から中学生なのか?
 来年もう小学校行かないのか?
 せっかくやっと来年から爽子と学校行けると思ってたのに!!」

「わ~、とたくんにそんな風に思ってもらってたなんて嬉しいな~。
 ありがとう。一緒に学校は行けないけど
 小学校に行ってもいつでもうちに遊びに来てね!」

「ちぇー・・・翔太とはずっと一緒なのか、ずりいな~。」

「同じ学年だけどお兄さんとは
 学校でもほとんど話したりしないんだよ。
 とたくんはよくうちに遊びに来てくれるから
 年は離れてるけどとたくんの方が
 お兄さんより仲良くしてくれてるね。」
って自分で言いながらちょっと寂しく思う。

「えー?爽子と翔太って仲悪いの?」

「ええっ!?そ、そんなことはないよ!!」


ないよね・・・ないんだよね・・・
も、もしかして・・・避けられてる?

風早くんはそんなことしないって思ってるけど・・・

でもやっぱりあの約束は忘れてるんだろうなあ・・・。

ひょっとしたら・・・忘れてるんじゃなくて
後悔してたりしたらどうしよう・・・


「でも、俺のほうが翔太より爽子と仲良しなんだな!」
ってとたくんが大きな声で言ったら、

「そんなことないっ!!」ってとたくんの後ろから更に大きな声がした。

「俺のほうが黒沼と仲いいよ!!」って、・・・風早くんだった!!
びっくりした!風早くんが家にいるなんて思わなかった。
いつも忙しそうだったし。
あ、春休みだしそこまで忙しくないのかな。

いや、それより・・・え・・・私と仲がいいって
とたくんと張り合うみたいに・・・?

うちの庭にずいっと入ってきた風早くんが
「黒沼、もしかして約束忘れちゃったの?」と言った。

「え・・・えと・・・あの・・・砂場の・・・?」

「うん!幼稚園の時の砂場の約束!!」

「お、覚えてるよ!!」

「良かった~。俺よりとたとのほうが仲いいとか言うから
 忘れられちゃったのかと思った。」

「え、えっと、あの、あの約束は・・・まだ有効?」

「え?!ずっと有効だよ!!あ、黒沼が嫌じゃなければだけど。」

「い、嫌なわけないよ!!」

「ホント?!良かった~!!」

「翔太~、なんだよ約束って!!
 俺と爽子が喋ってたのに~!!」ととたくんが
ちょっとふくれて私と風早くんの間に割って入って言った。

「約束はね~・・・二人の秘密!!」と、風早くんがニカッと笑った。




「あ、あのさ、いつもとたがお邪魔しててゴメンな。
 今日は俺もいるし、よかったら黒沼がうちに来ない?」
と、私を風早くんのおうちに誘ってくれた。

「そうだな!来いよ、爽子!
 爽子んち、ゲームないからな!
 うちで『太鼓の達人』やろうぜ!」と、
とたくんが元気にお家に帰るのを見送って・・・

そして、風早くんがこっそりと
「黒沼、制服着てみたんだ・・・
 ちょっと大人っぽくて・・・かわいい・・。」
って言ってくれた。

嘘でも嬉しいなあ・・・。

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