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二次創作の文を置いてます。 大したこと無いモノしかありません。 読後の苦情はご勘弁を。
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2014/12/26 (Fri) 11:15
Posted by かのまま
#24、#25を飛ばしていらっしゃった賢明なあなたへ。
 爽子ちゃんに誘われて、ちょっと戸惑いつつも
 それでも幸せに思いを遂げました。
(あれ、2話も使って要するにこれだけでした。)

そしてこの#26で、一応おしまいでございます。
長々とありがとうございました。
なんか、ジョーやくるみちゃん、ケントにあやねちゃん、
出すだけ出して、使い切れてない感半端ないですが、
私の力ではこれが精一杯でした~。






26 人間になった俺の可愛い爽子は、それでもやっぱり天使な悪魔です。



朝日のさす部屋の中で裸の爽子の胸に顔を埋めて目覚める。
たまらない幸せを噛み締めながらぼんやりと感触を楽しんでいるうち
意識がはっきりしてきてガバっと起き上がる。
二人共裸のままで意識を手放したらしい。
爽子はまだ目覚めない。

かなり無理をさせた自覚がある。
そんな凄いことをしたとかじゃ全然ないけど、お互い初めてだし、
俺にはまだ迷いもあって相当時間がかかってしまった。
いつも23時には鳩時計・・・いやマイクロサタンハウスアルファだっけ、
に帰る爽子が深夜まで起きているだけでも負担だっただろう。
その上、女の子は初めての時、身体的にかなりな負担があると聞くから
今爽子は結構ダメージを受けて眠って居るんだろう。

せめて少しでも気持ちよく寝かせてあげたいと思って、
蒸しタオルで体を拭いてあげて、改めて眺めて
『なんて綺麗なんだろう・・・』とため息が漏れた。
爽子は俺にはもったいないくらいの女の子だとつくづく思う。
眺めてちゃ駄目だと、昨日俺が脱がせたパジャマの上着を着せる。
下着は・・・ちょっと履かせられない状態で、替えの在り処も分からなくて、
仕方なくパジャマの上だけで、布団をかけて寝かせる。
少し起きてしまうかなって反応もあったんだけど、
布団をかけたらまたスヤスヤと寝息をたてた。

今日はもともとお祝いをするつもりで、バイトとかも全く入れていない。
今日は爽子を労る日にしよう。うん、そうしよう。
とりあえず、シャワーを浴びてスッキリしてから朝食の用意をする。
とてもいつも爽子が作るようなのは出来ないけど、
俺だけならトーストだけのところを、目玉焼きくらいは焼いてみる。

爽子の様子を見に行ってみたら、一応目覚めているようだけど
ボーっとしているようなので、ちょっと爽子の真似をして、
ほっぺにキスして「おはよう。」と言ってみる。
爽子は俺を見て「えっ!?翔太くん!?ああっ、私、朝ごはんの用意・・・!」
って慌てている。ああ、もう、どうしよう可愛いな。

「いいよ、今日は爽子を労ることにしたから、なにもしなくていいよ。」
って俺が言っても、「そんなわけには!!」と起きようとして、
「わ、わ、わ、私ったら、なんて格好で翔太くんのベッドに~!」とまた慌てる。
ちょっとからかってみたくなって、
「俺が起きた時は俺も爽子も何にも着ないで寝てたんだけどね。」
って言ったら、真っ赤になって絶句してしまった。

「ごめんね。その、下着が何処にあるのか分かんなくて、着せられなくて。」

「と、とんでもない!ご迷惑をお掛けして・・・」

「あんまり他人行儀なこと言ってると、怒るよ。」

「わ、わ、わ、わ、・・・ごめんなさい~。」

「嘘だよ。俺、爽子のこと怒るなんてできそうもないよ。
 ところで・・・身体、辛くない?大丈夫?
 着替えの場所教えてくれたらもってくるけど。
 あと、身体洗いたいよね?もし辛いんなら俺、洗ってあげようか?」

「え、いや、そんな!・・・なんかいつもの感じではないような気はするけど・・・
 辛いというほど深刻な状態ではないと思うよ。
 着替えは自分で取りに行けるし、身体も自分で洗えます。大丈夫です。
 でも、ちょっと後ろ向いててもらってもいいかな。」

「あ、うん。大丈夫、見ないから!」


その後、爽子がシャワーから出てきて、俺が作ったあんまり美味くない
冷めた朝食を二人で食べて、昼も俺が作ると言ったら、却下された。

「爽子を労りたいんだけど。」と言っても
「お互い合意の上でのことだし、どちらかと言うと私からお誘いしたのだし。」
とか言うし。

なんかそう言われて、ベッドに目が行く。
昨夜ここでと思うと胸熱だ。
でもさすがにシングルベッドは狭いよなと思う。
そういえば、俺の部屋に家具が増えた。
爽子の洋服ダンスだ。
爽子が魔法で出したんだけど、
それならベッドも大きくしてもらえたんじゃないかな、もらえばよかったかも・・・

「爽子、もう魔法は使えないんだよね?」と、試しに聞いてみた。

「う~ん・・・まだ魔力、残ってそうな気がするし、
 あと1、2回は使えるんじゃないかな?
 何かして欲しいこと、あるの?!」と、心なしかワクワクしてるっぽい。

「じゃあさ、ベッドを大きくできるかな。
 できたらダブルベッドとかに・・・」と頼めば、
「多分出来るよ!」となぜだか凄く嬉しそうだ。

何やら呪文めいたことを唱えて、爽子が人差し指でクルッと円を描けば
ポンッとベッドがでかくなった。

「お~、すげえ!」と、言えば、なぜだか爽子が涙ぐんでいてびっくりする。

「え?なに?どうしたの?やっぱりなんか辛い?」と訊けば、
「違うの、違うの・・・嬉しいの。」と答えるけど、何が嬉しいのかな?

「だって、翔太くんに何かして欲しいなんて言われたこと
 多分殆どなかったと思うし、いつも迷惑かけてばっかりだったから・・・
 翔太くんの役に立てて、それも、魔法で役に立てたから・・・
 私、初めて悪魔に生まれてよかったって思ったよ!」

「え・・・?そうだったかなあ?
 いやでも、迷惑なんて思ったことは全然ないよ!
 それに、その、そんなに感動してもらうと言いにくいんだけど・・・
 ベッドを大きくしてもらったのは、
 今夜からも爽子と一緒に寝たいから・・・なんだけど・・・・。」

俺の言葉を聞いて、爽子がカアァァァァッ~って、
描き文字がつくくらい急激に顔を赤らめて、
「わ、え、そ、そっか・・・ベッド・・・・
 え、そ、それじゃあ、私のためなの?」とがっかりしたみたい。

あーもー、俺の爽子はなんでこんなに可愛いんだろう、食べちゃいたい!
あ、昨夜、食べちゃったけど・・・

そっと爽子の耳元に顔を寄せて、

「ふたりのためだよ・・・。」と言ったら・・・

「ひょ~~っ!!!」と言って両手で顔を隠して照れてしまった。



ホントにもう、俺の爽子、天使な悪魔だなあ・・・。



                       END


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