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二次創作の文を置いてます。 大したこと無いモノしかありません。 読後の苦情はご勘弁を。
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かなりお久しぶりの
「爽子じゃなきゃダメみたい」です!
これもとうとう二桁になりました。
あんまり話は進んでないですけど。
私の話ではどうも風早くん不憫になりがちなんですが
これでもやっぱり不憫です。

私、風早くん大好きですよ!念のため!!

それでもよければどうぞおひとつ・・・






10 俺には関係ない・・・


〆切りが過ぎてしばらく休みかと思えば、
〆切り5日後から佐倉と黒沼はまた野崎の部屋に行くらしい。
黒沼はいつもの様にクラスのノートを集めて職員室に行っていて、
「時間があれば風早くんもぜひ来て欲しいって野崎くんが・・・。」
って佐倉が俺を誘った。

「行く!!・・・でも、俺がすることなんてあるの?」

「あるよ~。野崎くんはもっと風早くんと話をしてモテ要素を掴みたいらしいから
 今は私よりも来てほしい人なんじゃないかなあ?」

「いや、そりゃ佐倉の方が来て欲しいって思ってると思うけど?
 黒沼は仕上げの作業をやってるっぽかったけど黒沼も行くの?」

「爽子ちゃんはね、最初のうちは主にメシスタントなの。」

「え?メシスタント?」

「うん。最初は野崎くんがストーリーとキャラを描いてくれないと
 アシスタントは進めようがないんだけど、野崎くんは料理がうまいし好きなの。
 誰か来たら御飯作ってくれようとしちゃうのね。
 誰が作るより野崎くんが作るご飯が美味しかったからねー。
 だけど爽子ちゃんは料理が上手くって
 爽子ちゃんなら野崎くんもご飯作りを任せてくれるの!」

「え!?それって、黒沼が野崎のご飯を作りに行くってこと?」

「あ、ご心配なく!
 私が行かない日は爽子ちゃんも行かないから。
 爽子ちゃんが御飯作ってくれる日は
 少なくとも私も入れて三人以上で食べてるから!!
 あ、だから風早くんも来てくれたら爽子ちゃんの
 手料理食べられるよ~。どお~?」

「えっ!!マジでっ!?俺もいいの?
 あ・・・でも、御子柴は来るのかな・・・。」

「え?みこりん?みこりんもどっちかって言うと仕上げだから
 まだ来ないんじゃないかなあ・・・あ、でも、みこりんの場合、
 純粋に野崎くんのうちに遊びに来ることもあるけど・・・なんで?」

「御子柴は・・・黒沼を・・・好きなんだろ?」

「・・・・へ?」

「あ、あれ?違うの?4人で行動をともにしてるから・・・
 なんか、こう、ダブルデート的な流れなのかと・・・。」

「え~!!だからなの!?
 急に野崎くんのお手伝いかってでてくれたりしたのは・・・
 爽子ちゃんとみこりんの間が心配だったからってこと!?」

「え!?いや、そ、そんなんじゃ・・・ねえよ・・・。」

「も~、やだなあ、風早くん!私も爽子ちゃんもみこりんのことは
 なんて言うか・・・女友達・・・みたいな、そんな感じなんだよ~。」

「ホントにそうなの?御子柴もそんなこと言ってたけど・・・
 御子柴って結構モテるし、イケメンじゃん!」

「みこりん、ああ見えて可愛いんだ、いろいろと・・・
 それと、私も爽子ちゃんも好きなのはみこりんじゃないからね。」

「え?佐倉が野崎だってのは知ってるけど、黒沼は・・・?」

と、俺が言ったら、佐倉が斜め上に視線をやってペロッと舌を出した。

「あ、さっきのは失言でした。忘れて下さい!よろしく!!」

そこへ職員室から仕事を終えた黒沼が帰ってきて、
「あ、千代ちゃんと風早くん、何の話?」と笑顔で問いかけるから思わず、
「く、黒沼の好きな人って、だ、誰!?」と、ストレートに訊いてしまった。

「え、えええ~~!?」と言いながら黒沼の顔が真っ赤に染まる。
この反応は、どうやら本当に黒沼に好きな人っていうのが居るみたいだ。

「な、なんでそんなことを・・・」と言いながらますます赤くなっていく。

「ごめん!爽子ちゃん!風早くんが、みこりんが爽子ちゃんを
 好きなんじゃないかって言うから、私達とみこりんはそういうんじゃなくて
 好きな人はみこりんじゃないって言っちゃって、で、その、なんかっ・・・」
と、佐倉もなんだか錯乱気味で、
黒沼もさらになんだか冷静さを失ってる様子で・・・。

「わ、わ、わ、私は、私が、私の・・・それは、そのっ・・・・
 か、か、か・・・関係ないので!!!」と叫んだ。

俺の頭のなかで『関係ないので。』と言う黒沼の声が何度もリフレインする。

ああ、そうか・・・黒沼の好きな人に俺は関係ないのか・・・
5限目が始まるチャイムの音がなんだか遠くで聞こえる。
俺はのろのろとクラスの中で一番黒沼から遠い自分の席に座った。

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