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二次創作の文を置いてます。 大したこと無いモノしかありません。 読後の苦情はご勘弁を。
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ものすごく久しぶりの
「爽子じゃなきゃダメみたい」です。


自分で書いたのにすっかり忘れてまして
読み返した読み返した。

読んでくださる方も忘れてますよね。
今、高2の夏休みです、たぶん。

よろしかったらおひとつ~




16 もういっそ好きだって・・・

黒沼の気持ちを訊きたい。

でもそのためには俺の気持ちを黒沼に伝えるのが先だろうか。
今まで何度か女の子から好きだと言われたことはある。
でも俺が好きだと言ったことなんかない。
あたりまえだ。
女の子を好きになったのは黒沼が初めてなんだから。

でも他に好きな人がいるらしい黒沼に
俺が気持ちを告げるのは迷惑なんじゃないだろうか。
その相手があのいいかげんそうな三浦だとしても
黒沼はきっとすごく真面目に想っているのだろうから。

そう言えば俺も黒沼も夏休みに入ってから
ほぼ毎日野崎の手伝いで
この野崎のマンションに来ているから
黒沼は終業式以来三浦に会ってないんだろう。
もうひと月も好きな人に会えてないんだな。
会いたいだろうか・・・会いたいだろうな・・・。

そんなことを思ってたら昼の休憩のとき
思わず訊いてしまった。
「黒沼、三浦に会いたい?」って。

びっくりした顔をして黒沼が言った。

「え?今日、朝のジョギングのとき、久しぶりに会ったの師匠に!
 なんで風早くんわかったの?エスパーなの?!」

そんな思わぬ返事が返ってきた。

「そうなんだ・・・良かったね。たまには会うの?」

「ううん。ホントたまたまでね。
 何かのイベントで東京に向かうところだって言ってたよ。
 『少し自然に笑えるようになったんじゃない?』って
 言ってもらっちゃった。・・・風早くんのおかげだよ!」

「え?俺?いや、俺、なんにもしてないし・・・」

「風早くん、毎日ここに来て一緒に野崎くんのお手伝いしてくれて
 私が作ったご飯をおいしいって食べてくれて。
 それが私、嬉しくて幸せで・・・
 だから自然に笑えてるんじゃないかなって思ったの・・・。」

「そんなの俺のほうが毎日黒沼の手料理が食べれて嬉しい・・・よ。」

うわ・・・なんかこれ、俺、黒沼を好きだって言ってるような・・・。
く、黒沼もまるで俺を好きみたいな・・・。

なんか、三浦と会った事自体はそこまで喜んでるようでもない、のか?
で、でも前に黒沼の好きな人に俺は関係ないっていわれたよな?
だけど・・・

もういっそ好きだと言ってしまおうか!と思った時に黒沼が言った。

「あ、また風早くんと話し込んじゃった。
 ここには野崎くんのお手伝いに来てるのに
 私が邪魔しちゃいけないよね。つい嬉しくて・・・」

そう言ってそそくさと黒沼は台所に消えていった。

そういう理由で俺と話すのを避けてたのか・・・。
それってホントはもっと話したいと思ってたと思ってもいいんだろうか?
なんだか自分の都合のいいように都合のいいようにと
黒沼の言葉の意味をとりたがる自分を止められない。

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