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二次創作の文を置いてます。 大したこと無いモノしかありません。 読後の苦情はご勘弁を。
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キリリク第二弾でございます!

今回は17000番を踏んでいただいた風爽loveさまに
「CP風爽 結婚式を経て、新婚ほやほやな二人」
というリクエストを頂きました。

一応すっごくほやほやではあります。
ただ、あんまり甘くはならなくて、
甘くなるかと思ったんだけど、おかしいなあ・・・
ふたりしてエッチのことばかり考えてるのに
エロくもありません。
どーなのこれ・・・
こんなんでよかったでしょうか――!?









私たち結婚しました。


6月に結婚した花嫁は幸せになるとか聞きかじって、
「よし!式は6月にしよう!」と半ば強引に決めた。
爽子は教師をしているから新婚旅行に行くことを考えたら
式も夏休みにすることになりそうだった。
でも俺は、結婚できると決まれば
少しでも早く式を挙げて一緒に暮らしたかった。
だから、6月に式を挙げて
新婚旅行には夏休みに入ってから行こうということにした。

そして今日がその6月吉日。
式も披露宴も滞りなく終わった。
式場のホテルにその夜は部屋を用意してもらえるということで、
俺と爽子は今その部屋にいる。
ダブルベッドと応接セットっぽいのが置かれた
多分結構いい部屋みたいだ。

実は今すっごく緊張している。
普通なら式が終わって彼女と二人ホッとするところだろう。
だけど俺達は、そう、俺はもちろん多分爽子の方も
相当緊張してる。

俺たちは高2からずっと恋人同士で
なが~い交際期間を経て結婚した。
爽子を大事にしてまじめに付き合うって約束を守って。

一線を越えるとこの約束を守ったとは言えなくなってしまう。
多分結婚すると決まって式の日までに
一線を越えていない方が珍しいのかもしれない。
しかも出逢って数ヶ月とかで電撃結婚するとか言うんならいざしらず
俺たちは8年もお互い大好きで付き合っていたのに、だ。

そして俺達は結婚して名実ともに夫婦になった。
一線を越えてもまじめに付き合ってないとは
誰にも言われることはない関係になったんだ。

そうなって初めての夜を迎えて
今、ふたりきりでホテルの部屋にいるわけで・・・


これが緊張せずに居られるだろうか。


「さ、爽子、今日は疲れただろ?先にお風呂入ってくれば?」
と、声をかけてみれば
「うわっ・・・は、はい!では、お、お先にお風呂いただきます!!」
って返事が帰ってきて、やっぱり爽子も緊張してるんだなと思う。

今日は結婚式と披露宴だったわけで、
男の俺はともかく、花嫁の爽子は
やっぱり今日は凄く疲れてるだろう。

女の子は初めての時、身体的に負担が大きいって聞くし
しかも俺も初めてだから、優しく出来るかもわからない。
もういつだっていいんだから、
今日じゃなくてもいいんじゃないだろうか?
今日じゃないほうがいいんじゃないかな?
もちろん本音を言えば俺はしたいけど、爽子のことを思えば
しないっていう選択をする勇気も必要なんじゃないかな?

この部屋にどーんって置かれてるダブルベッドに
一緒に寝るのに我慢するってもう拷問みたいだけど
8年我慢したんだ、もう一晩我慢してやろうじゃないか!

って、この部屋入ってからそのことばっかり考えてるよな。
ほんと、俺ってどんだけスケベなんだよ。

***********

「お風呂、お先でした。」と、応接セットのソファに座って
ちょっとぼんやりしてる感じの翔太くんに声を掛けたら、
「うわっ!」って驚かれた。

「ご、ご、ご、ごめんなさい!驚かせてしまって!」
と言えば
「爽子は悪くないよ、俺がボケっとしてたから・・・
 ――あ、じゃあ、俺も風呂入ってくるね!」
って、翔太くんはそそくさとバスルームに消えた。

じ、実は、私は今、ものすご~く緊張している。
今日、と言うか今夜、世間一般ではこれを「初夜」と言うらしいけれど、
世のカップルさんはわりとこの、結婚後最初の夜が
ホントの意味で初夜ではないらしい。
でも、私たちはいろいろホントの意味で今夜が「初夜」なので・・・

結婚前に、結婚するまでそーゆーことはしないつもりだと
翔太くんに聞いていたし、私もそれは正しい選択だと思っていた。

なのに私はだんだん不安になってしまった。

長年付き合っていると、
何かの拍子にとか、我慢できずにとかで
そーゆー関係になってしまうカップルさんの方が多いようで・・・
私達がそうならないのは
翔太くんの意志が強いから・・・なんだけど、
私が女性的な魅力に欠けるからなのかもって思ったりもして。
翔太くんの意志と勝負するのも変な話だけど、
それに打ち勝つくらいの魅力が私にあれば
あるいは結婚前にそーゆーことになっていたのかもとか・・・


私は翔太くんが全部欲しい。
翔太くんとひとつになりたい。
そう思っているのだけれど・・・
そんなこと、私の方から言葉にするなんて
とても出来なくて・・・

そんなことを考えていたら
「さ~わこっ!」っていきなり声かけられて
「うわぁっ!び、びっく、びっくり!」
って大きな声を出して恥ずかしくなる。

バスルームから戻ってきた翔太くんが
「あはは・・・ごめん、ごめん。まあ、おあいこってことで。
 なんか考え事?」と言われて、
「あ、いえ、な、何でもない!何でもないよっ!!」
ってなんだか不自然な返事をしてしまう。

「・・・――爽子さ、やっぱり今日は疲れたでしょ?
 まだ早いけど、もう寝ようか。
 冷蔵庫にワインとかあるし、良かったら飲む?
 よく眠れると思うよ。」

その言葉を聞いて、
翔太くんが今夜そんなことをするつもりなんて無かったんだと知って、
私はとんだ思い違いをしていたんだと気づいた。

翔太くんはそもそも別に我慢とかしてたわけじゃなかったんだ。
もしかするとそんなことに興味なんてないのかもしれない。
私だけが汚れた目で翔太くんのこと見ていたのかもしれない・・・

「ちょ・・・ど、どうしたの?爽子!
 な、なんで泣いてるの!?」
と翔太くんに言われて涙が流れていることに気がついた。

「な、な、なんでもないの!気にしないで!!
 おやすみなさい!!」と言って走ってベッドに潜り込んだ。
後から後から流れてくる涙をどうしようかと困りながら
もう消えて無くなってしまいたいと思っていたら、
ドスドスと近づく足音がして・・・
もしかしてこの足音は・・・ご立腹!?と思った矢先、
バッと被っていた毛布を剥がされた。

「爽子!今日一番幸せじゃなきゃいけない花嫁が
 泣き寝入りするなんて許さないよ!!」

「え?」

「せっかく俺が、ここまで我慢したんだから
 疲れてるだろう爽子のためにもう1日ぐらいは
 なんとか我慢しようって思ったのに・・・
 そこで泣かれたりしたら、俺、期待しちゃうよ!」

「・・・我慢?我慢してたの?き・・・期待って?」

「俺が爽子を欲しいって思ってるのと同じように
 爽子も俺を欲しがってくれてるんだって・・・
 思っていいんでしょ?」

「で、でも・・・こんな女性としての魅力に欠ける私を
 翔太くんが欲しいだなんて・・・」

「・・・あのね!なんでそんなこと思ったのか知んないけど、
 女性としての魅力に欠けるひととなんで結婚するとか思うの?!
 まだ分かってないの?爽子がどんなに綺麗でかわいいか!!」

「わ、私は綺麗でも、かわいくもな・・・」

「俺が綺麗でかわいいって思ってるんだから綺麗で、かわいいの!
 で、俺は爽子を全部欲しいんだけど
 爽子は俺を欲しいって思ってくれてるの?」
そう言いながら翔太くんの顔がどんどん近づいてきて唇を奪われる。

しばらくして、少し顔を離して
「ん?」と言う翔太くんのほうが余程かわいくて、
さっきの質問の答えを求められてると分かって思わず
「うん、翔太くんが欲しいの・・・」と素直に答えた。

「覚悟してね。もう止められないからね!!」

そう言われた後は・・・ごめんね、よく覚えてないの・・・

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