えーと・・・
誠に勝手ながら
「賃貸の座敷童子 5」の一部を訂正させていただきました。
風早くんの大学、実家から30分位電車に乗って最寄り駅につくと
書いてたんですが、それじゃあ、「頑張ったら家からも通える」じゃなくて、
めちゃめちゃ近いじゃん!!
私が通ってた学校で一番遠かったのは短大だったんだけど、
一時間半かけて毎日通ってたよね!!
それに、原作の「君に届け」にも「ギリ通える四大がJRで2時間」ってあったよね。
そんな訳で、「30分位」を「二時間位」に訂正させていただきました。
今後もう少し考えて書こうと思いますが、
何しろ行き当たりばったりで書いているため、
またおかしいこと書いたりするかもです。
その都度お詫びして訂正することになりますが、
生暖かく見守っていただけたらな~と
甘っちょろいことを言わせて下さいませ。
もしよろしかったら前回の続きをどぞ・・・
誠に勝手ながら
「賃貸の座敷童子 5」の一部を訂正させていただきました。
風早くんの大学、実家から30分位電車に乗って最寄り駅につくと
書いてたんですが、それじゃあ、「頑張ったら家からも通える」じゃなくて、
めちゃめちゃ近いじゃん!!
私が通ってた学校で一番遠かったのは短大だったんだけど、
一時間半かけて毎日通ってたよね!!
それに、原作の「君に届け」にも「ギリ通える四大がJRで2時間」ってあったよね。
そんな訳で、「30分位」を「二時間位」に訂正させていただきました。
今後もう少し考えて書こうと思いますが、
何しろ行き当たりばったりで書いているため、
またおかしいこと書いたりするかもです。
その都度お詫びして訂正することになりますが、
生暖かく見守っていただけたらな~と
甘っちょろいことを言わせて下さいませ。
もしよろしかったら前回の続きをどぞ・・・
10 体質変化は内面から?
「あそこのスーパーのガラスにさ・・・俺と黒沼が映ってんの見える?」
って黒沼に訊いてみたら、
「あ、ホントだね。」と、意外と驚いた様子がない。
ちょっと不思議に思いながらも、とりあえず買い物を済ませることにする。
初めて来たスーパーの商品に興味津々で嬉しそうに見て回る黒沼を見て、
連れてきて良かったなと思うのも本当だけど、
やっぱりなんか腑に落ちないとも思う。
スーパーに入ってからは、普通に横に並んで歩いていたけれど、
黒沼を誰かが通り抜けるなんてことにはなりはしなかった。
買い物を済ませて、部屋に帰り着いて、
やっぱり訊いておこうと俺は口を開いた。
「驚かないんだね・・・」
「う・・・うん。実は少し前から・・・
もしかしたら私が少し変わってきてるかもしれないと
思うに至るようなことがあったりなんかもしていて・・・」
「どういうふうに?」
「わかり易い例を上げると・・・ドアを開けられるようになったみたいだとか、
5号室以外の物にも触れるようになってるみたいだってこととか・・・」
「・・・そういえば・・・さっき、着替えようって一旦戻った時、
俺の後から部屋に入って、ドアを閉めたよね。
・・・何で教えてくれなかったの?」
「だって・・・どうしてそうなったのかわからないし、確信も持てないし・・・
『ドア開けられるようになったよ!』って言って、
風早くんにチャイムを鳴らしてもらって、
お出迎えしようと思った時にはまた、
やっぱり触れなくなってるかもしれないと思ったら・・・言えなくて・・・」
「うーん・・・そっか・・・どうしてそうなったのか分からないからか・・・」
「そうなの・・・」
「物にも触れるし、ガラスとかにも映るし、
どうやら誰にでも見えてるらしいよね。」
「どうしよう・・・どうしたらいいのかな?」
「でも・・・それ、何か困るの?」
「へ?」
「普通に俺たちと同じってことでしょ?」
「で、でも私・・・座敷童子だし・・・」
「そーなんだけど・・・黒沼は普通に暮らしたいって言ってたじゃん・・・
そのためには現状のほうが都合いいんじゃない?」
「・・・そーか、そーかもしれない・・・。
そーかもしれないんだけど、私が・・・状況についていけてなくて・・・」
「それは仕方ないと思うよ。
そんなにすぐに適応できるものじゃないよね?
・・・それでさ・・・どうしてそうなったのか・・・なんだけど・・・」
「え?風早くん、分かるの?!」
「あってるかどうか分かんないけど・・・
前に読んだ漫画に書いてあったんだけど・・・」
「・・・うん・・・」
「だから信憑性、あんま無いんだけどさ・・・」
「・・・うん・・・」
「異世界に迷い込んで、そっちの世界の食べ物を口にすると、
その世界の住人になるっていうようなことだったと思うんだよね・・・」
「あ・・・食べ物・・・・・・食べたね、私。」
「もしそうだとしたら・・・俺の責任だよね。」
「え?」
「だって、黒沼は必要ないからって食べてなかったのに、
俺が望んだから一緒に食べてくれるようになったんでしょ?」
「あ、でも、その前から、美味しいかどうかわからないものを
風早くんに食べてもらう訳にはいかないから、
御飯作るようになってからは味見はしてたし・・・」
「それだって、俺のために作ってくれてたんだから・・・
やっぱり俺の所為だと思うけど・・・」
「でも、結局は自分の判断で食べたんだから、風早くんに責任なんて無いよ。
それに、さっき風早くんも言ってたけど、別に困ってないよ・・・
――あ、でも・・・」
と、急に言い淀むから・・・
「・・・え?やっぱりなにか困ること、ある?・・・
っていうか・・・そりゃそうだよな、困るとかっていうか・・・
自分の性質っていうのか、そういうのが変わるなんて・・・
そんな単純に困らなきゃいいって話じゃないよな・・・」
「そんなのは大丈夫だよ!」
「え?そうなの?」
「私の性質なんてもともと曖昧だもの。
私は座敷童子だって言ったけど、それだって前に会った人が
私を座敷童子だと言ったからで・・・ホントのところはわからないの。
だから・・・曖昧な私がせめて形だけでもはっきりして、
普通の人みたいになれるのは嬉しいと思うよ。
でも、よく考えると困ることがなにもないわけでもないっていうか・・・」
今までいろんなことでただただ助けてもらってきた黒沼が困ってるなら
俺で力になれるならどんなことでもしたいって思う。
俺は意気込んで訊いてみた。
「何を困ってるの?俺に何かできる?俺に出来ることならなんでも言って!!」
「う~ん・・・たぶん今のままでは、風早くんが困ると思う。」
「え?俺?」
「私が出て行けたらいいんだけど、この部屋を出たらどうしていいかわからないし、
今までどおり一緒に住むのは、私が普通の女の子だったら困るでしょう?」
「そんなの・・・困るよ!!」
「・・・そうだよね。大学生なんだもん・・・これからきっと
可愛い彼女が出来たりすると思うし、一人暮らしのはずの彼氏の部屋に、
こんな怖い女が居座ってたりしたら・・・」
「いや、そうじゃなくて・・・黒沼に出て行かれたら困るよ!」
「あ・・・お家賃のこと?!」
「そりゃ、最初は黒沼がいるから家賃が安くなって助かったなって思ったけど・・・
今は、黒沼と一緒に居たいから一緒に居るんだ。
彼女なんて要らないよ。黒沼がいれば俺はそれでいいから。」
「あ、荒井先生に怒られちゃうかな?
荒井先生、私の事座敷童子だと信じてるから、
私が出て行くと家が廃れるとか思ってるみたいだから。」
「家主さんなんて関係ないよ。
俺が黒沼と一緒に居たいんだよ!」
「・・・どうして?なんで風早くんは私と一緒に居たいなんて・・・言ってくれるの?」
「ど・・・どうしてって・・・・」
そんなの決まってる。
でもこれを言っちゃうと、やっぱり黒沼は女の子なんだから
一緒に住むことに身の危険とか感じちゃうんじゃないだろうか・・・
夜もこの狭い部屋で一緒に過ごすとかいうことになると・・・
・・・って、あれ?そう言えば・・・
少し前から黒沼、消えなくなってるんだよな?
夜は部屋に居ないんだけど・・・
黒沼は夜は消えるんだと思ってたけど、消えないんだとしたら・・・
消えなくなってからの夜は何処に居たんだろう?
何にでも触れるし、だれにでも見える、だから尚更
夜に女の子が居れる場所なんて無かっただろう・・・
家主さんのところか・・・いや、あの人だって男なんだそりゃマズイだろう・・・
一体黒沼は何処に居たんだろう?
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