雫ちゃんとハルくん出しちゃいました。
今回、君届メンバー名前しか出てきません。
「TEXT 君に届け」じゃないのか!!って怒らないでね。
なんかハルくんのセリフは、
昔、ワンピの話書いてた時のルフィの言い回しとかぶるなー。
今回、君届メンバー名前しか出てきません。
「TEXT 君に届け」じゃないのか!!って怒らないでね。
なんかハルくんのセリフは、
昔、ワンピの話書いてた時のルフィの言い回しとかぶるなー。
7 あさ子視点
女子会議が終わって皆帰るというので、私は少し残ると別れました。
久しぶりにミッティと話してみたくなったのです。
ミッティはハルくんのお誕生日を祝ってあげたことあるのでしょうか?
確かミッティのお誕生日には
ハルくんはお家に行ってお祝いしてあげたと聞きましたし、
・・・ああ、でも、ハルくんの誕生日がいつかによりますよね?
テスト前なので図書室で勉強しているんじゃないかと思ったら案の定でした。
バリバリ勉強しているミッティの横で
ハルくんが気持ちよさそうに机に突っ伏して寝ています。
ついひと月半前までのいつもの光景に懐かしい気持ちになりながら
「ミッティ!」と呼びかけたら手を止めて振り向いてくれました。
「夏目さん、お久しぶり。
今年度は黒沼さんに教えてもらえることになったと聞いて
安心してたんだけど・・・まさか駄目なの?」
ミッティの声でハルくんも目を覚まして話しかけてくれます。
「おー、夏目、久しぶりだな。元気にしてたかー?」
「元気でしたよー!
ミッティ、クッキーのこと知ってたんですか?
私の事心配してくれてたんですねー!」
「クッキー?ああ、黒沼さんのこと?矢野さんから少し聞いたの。
黒沼さん教えるの上手いって聞いたから心配はしてなかったんだけど
なんで中間考査直前にこんなところでウロウロしてるの?」
「ああ、勉強のことなら心配ご無用です。
今回は赤点の心配はありませんから!」
「目標はもう少し高く持つべきだと思うけど、とりあえず良かった。
それなら私に何の用なの?」
「へえ~!すげえな、黒沼って人。
夏目に赤点の心配ないって言わせるなんて、マジすげえ!!」
「ところで、ミッティはハルくんのお誕生日を祝ったことはありますか?」
「は?このテスト直前になんでいきなりそんな話?!」
「ちなみにハルくんの誕生日はいつですか?」
「おう、4月2日だ。
当日じゃなかったけど、雫はケーキ持ってきて祝ってくれたぞ。
祝ってくれたけどなあ、『参考書終わって暇だったから』とか言うし、
プレゼントは自分の欲しい参考書でな、
『後から貸して欲しい。』とか言うんだぞ、どう思う?」
「あはははは・・・とってもミッティらしいと思います!」
「まあな、それでも雫が祝ってくれたんだから嬉しかったんだけどな!」
「そーですよね!ハルくんはミッティが好きだから、
大好きなミッティが祝ってくれたら
もうそれだけで大喜びですよね!!」
「「・・・・・・」」
「あれ?違いましたか?」
「全然違わねえぞ!俺は雫が大好きだから、すげえ嬉しかったぞ!」
「だったら四の五の言わずに素直に喜んどけばよかったんだ!」
ミッティが赤くなりながら、『チッ!』と舌打ちした。
ああ、ミッティとハルくんだな~ってなんか嬉しくなりながら
二人の邪魔にならないようにその場を立ち去ろうとしたら
本棚の角からササヤンくんが顔を出した。
「やっぱり夏目さんだ。女子会議?はもう済んだの?
今日は黒沼さんの勉強会、無いって言うから一人でやってたんだけど
全然捗らなくてさ・・・。
もし夏目さん、あの黒沼さんのノート今持ってたらコピーさせてよ。」
「へえー、ササヤンくんでも一人のことあるんですね。
あのノートは肌身離さず持ってますよ。
あげませんけど、コピーならいいです。」
鞄からクッキーのノートを取り出して渡すと、
「お守りじゃないんだから、ノートは持ってるだけじゃ成績上がんないよ!」って。
ほんと一言多いですね!ササヤンくんは!
「おお、ササヤンも久しぶりだな。
お前ら相変わらず仲良さそうだな。」とハルくん。
「吉田たちほどじゃないよ。」
って、ササヤンくんはコピー機の方へ行ってしまいました。
「ミッティ、ハルくん、じゃあまた!」と私もササヤンくんのところへ。
あ、ノートを返してもらうためですよ!!
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