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  二次創作の文を置いてます。 大したこと無いモノしかありません。 読後の苦情はご勘弁を。
                       
   
申し訳ない!
今回も厚労省に来てもらうことができませんでした。
今回で晩御飯が終わったので
今度こそ、今度こそ
次回、厚労省の人が来ます!!ほんまやで!



   

   


10 風早家の晩ごはん


「だから、あの、でも、あの・・・
 か、風早くんのこと・・・大好きです・・・。」って
意を決したように黒沼が言ってくれた。
嬉しさのあまり抱きしめようとしたら
階下から「ゴハンよ~。」と母ちゃんの声がした。

「黒沼!ありがと!」って軽くキュッと腕の中に閉じ込めたら
ほんとに爆発するんじゃないかってくらいに真っ赤になった。
「かわいいっていうのはね、今の黒沼みたいなのを言うんだよ。」
って言ったら、
「と、とんでもない!私はかわいくなんかないよ!!」
と、黒沼も大概頑固だよな。

食卓に行くとすでに父ちゃんも母ちゃんもとたも席についていた。
みんな一様に、父ちゃんすらも心なしかニコニコしている。
父ちゃん、ニコニコ・・・できたんだな・・・。

「ここにお兄ちゃんと並んで座ってね。
 ホント、お似合いだわ!お雛様みたい。」
と、母ちゃんが嬉しそうで俺も嬉しいんだけど
黒沼は相変わらず「滅相もない。」とか「恐れ多いです。」とか言ってる。
そういうとこもかわいいんだけどね。

食事が始まると、3人が何かと黒沼に質問してきて
黒沼も丁寧に答えるもんだから黒沼の食事がちっとも進まない。
なぜだか一番色々聞いてくるのがとただったりする。
「爽子はしょーたのどこが好きなの?」
「二人は今、恋人同士なわけ?」
「もうチューとかしちゃったの?」
「そんでいつ結婚すんの?」
「結婚したらうちに一緒に住むの?」
と、丁寧に答えようにもわかんないこととかまで訊き始める。

「とた!俺と黒沼はいずれ結婚するってこと以外
 まだ何も決まってないんだから
 うるさく訊いて黒沼を困らすな!!」と言えば
隣で黒沼がびっくり顔で真っ赤になってる。

「え?黒沼、なんでそんな驚くの?
 結婚すんでしょ、俺たち。」

「そ、そうだよね。政府通知の相手同士、だものね。」
と黒沼が真っ赤なままうつむいた。

「おまえ、プロポーズしてないのか?」と
父ちゃんに言われて絶句してしまった。
父ちゃんの口から『プロポーズ』なんて言葉を聞くとは・・・。
っていうか、政府通知が来て双方依存がなければ
結婚って決まりじゃないのか・・・。
プロポーズって必要だったんだ・・・。

「父ちゃんは政府通知のあと、母ちゃんにプロポーズしたの?」

「あたりまえだ。まずそこから結婚に向かっていくんだろうが。」

「え、なんて言ったの?」って思わず訊いたら

「俺がなんと言ったかは関係ないだろう。
 お前の言葉でちゃんと結婚したい気持ちを爽子に伝えればいいんだからな。」
と、まあ、教えてはもらえなかった。

『結婚するなら黒沼がいいって思ってる。』とは言ったけど
確かにこれは俺の気持ちを言っただけで、プロポーズとは違うよな。

なんか家族と顔合わせとか食事会とか
好きって気持ちの確認だとかで
結婚に向けて進んでる気になってたけど
そっか、プロポーズだよな・・・。
必要か必要じゃないかじゃなくて・・・。

「黒沼!」と名前を呼んで目を合わせれば

「は、はいっ!」と黒沼が背筋を伸ばした。

「黒沼、俺と結婚してください。
 まだ何年も先のことになるけど
 俺はどうしても黒沼がいいんだ。
 お願いします!」と言えば

「こ、こ、こ、こちらこそ
 まだまだ未熟な私ですが
 よ、よ、よ、よろしく、お、お願いします。」
と、答えてくれた。

「未熟なのは翔太のほうだろう。
 爽子はすぐにでもいい嫁になれると思うが
 翔太はまだまだ大黒柱にはほど遠いからな。」
と、父ちゃんに言われて・・・
まあ、そのとおりだよな。
まだ高1でバイトもしてない俺に稼ぎなんかあるわけもない。
結婚ってのは二人で生計を立てていくってことだよな。
ほんと、何年先になったらできんだろう。

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