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  二次創作の文を置いてます。 大したこと無いモノしかありません。 読後の苦情はご勘弁を。
                       
   
5巻の名場面、
「風早にお礼したい時は、掴んで5秒目をつぶれ。」の時に、
キスしちゃってたらと言う、もしも話。

   

   
あやねちゃんに続いて後の入り口から教室に入った。
風早くんの席に目をやると、少し猫背で頬杖を付いているのが見えた。
やっぱりちょっと元気が無いっぽい。
私のせいだよね、申し訳ないなあ・・・

席につこうとしたら風早くんがこちらを振り向いた。
一瞬目があったけど、思わずそらしてしまう。
「おはよう。」と、こんな私に挨拶をくれる。
なのに私は落とした視線を上げることはできなくて、
外方を向いたまま、「おはよう・・・」と言ってしまう。
なんて失礼なんだろう私・・・

授業中も時折視線を感じていたたまれない。
授業内容なんて頭に入るわけもなくて。

もうどうしていいかわからずに、
授業が終わると教室をかけ出した。
逃げまわってばかりでこんなことをしてちゃダメだとは思うんだけど、
やっぱり2時間目も3時間目も授業が終わると逃げ出してしまった。

4時間目もノートを取りながらも全然理解出来てないのが分かる。
もう少し何とか落ち着けてからしっかり復習しないとと思う。
多分今日の授業は全部だなあと思っていたら、
私の机の右端に4つに折られたノートの切れ端が置かれた。

前にマルちゃんのお散歩に誘ってくれたのと同じように
『黒沼へ』と書かれたお手紙をそっと手に取り開いた。

『話がしたい。
 昼休みに花壇の所に絶対来て。
 たぶん黒沼、誤解してるから。』

そうよね。
逃げまわってばっかりいたんじゃダメよね。
でも、誤解って?
も、もしかして、キスしたんじゃなかったのかな?
なんか状況からそうかと思ってたけど
なにぶん初めてのことだから
ホントにそうかって言うと分からないんだけど。

とりあえず、もう一度謝りたいと思っているので
『はい。』と、書いた紙を4つに折って
となりの風早くんの机にそっと置いた。


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