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二次創作の文を置いてます。 大したこと無いモノしかありません。 読後の苦情はご勘弁を。
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どーもー!
いや~、地震びっくりしたよね。
私、大阪府枚方市在住なの知ってる方もいらっしゃるかもなので
ご心配頂いてたりしたら申し訳ないなと思いまして
かのまま、生きてるおー!
更新しちゃうくらい普通に生活してます!




7 俺はずるい

俺はもうずっと黒沼が、黒沼だけが好きだった。
だから黒沼に他の男子と必要以上に仲良くなってほしくない。
好きならそんなの普通のことだろう。
ましてやモテてほしいなんて思うわけない。

でも黒沼は俺がモテることは素敵だとか言うんだ。

うん、まあ・・・そんな感じなんじゃないかと
思ってなかったわけでもない。

俺もずるいと思う。
幼稚園の時に俺との結婚を考えろったって無理な話に決まってる。
俺だってあの約束した時はまだ純真だったし
ただ単に爽子ちゃんが好きで
お嫁さんになってくれたら良いなと思っただけだった。

そんな昔の約束を、「約束したよね?」なんて言ってる
今の俺がずるいんだ。
今の黒沼だってまだ結婚について
ちゃんと考えるのは無理なのも分かってる。
約束してから7年経ったと言っても
俺達はまだ中1で、まだまだ子供なのだ。

俺が黒沼を好きすぎるから
黒沼が俺を同じように好きなわけないって
そこんとこも分かってる。

なんとなくだけど、13という歳の割に
俺の黒沼への執着は強いんじゃないかと思う。
でも、7年も一人の女の子のこと
ずっと想ってんだからしょーがないじゃん。

俺はたぶん友達は多いほうだと思うんだけど
俺がこんなふうに黒沼に強い気持ちを持ってることは
誰も知らないと思う。
友達に黒沼のこと話したりしないし。
幼馴染の龍だけは気づいてるかもしれないが
たぶん龍が思ってるより俺の想いは強い。
こんなの黒沼が知ったらきっと引くだろうってくらいに。
だから今まで約束について何も言わずにきたんだ。

黒沼が少しでも俺のことをちゃんと好きになってくれたら
ちゃんと告白してちゃんと付き合ってと思ってた。
幸い黒沼に男友達ができる気配はなかったし
のんきに好きな野球に没頭してたりした。
でも、黒沼のこと忘れたことなんかないし
ずっと物理的に一番近くにいたしいつだって黒沼のことを見てた。
まさか6つの年下の弟がライバルになるなんて思いもしなかった。

とたはどう見たって黒沼が大好きだ。
流石に結婚しようとかは思ってないだろうけど
俺が心穏やかに見てられないくらいには
ベタベタしてるように見える。
黒沼は弟みたいに思ってるんだと思ってたんだけど
最近は黒沼もとたにベタベタされるのが嬉しそうに見えて
ほんと気が気じゃなくて
で、『約束』を持ち出してしまったわけで。
余裕ないよな、6歳も下の弟にムキになって。



で、
「俺はそれを黒沼と、ってところが一番重要だったんだけど
 黒沼の重要なとこは幸せな結婚の方だったんじゃないの?
 俺とじゃなくても良かったんだよね。」
なんて、変な切れ方して黒沼を驚かせてしまったわけだけど
翌日、黒沼はそれでも返事をくれた。

「私はずっと風早くんと結婚するんだって思ってたよ。
 実感はあまり持ててないけど
 想像する未来にいつだって風早くんが居たよ。
 お付き合いするのも嫌なんてことあるわけないよ。
 風早くんがそんなふうに思ってくれてるなんて
 思ってなかったからびっくりしたけど嬉しいよ。」

そう言ってくれたんだ。
そう、俺達は彼氏彼女になった!

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