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  二次創作の文を置いてます。 大したこと無いモノしかありません。 読後の苦情はご勘弁を。
                       
   
原作で、下校途中に爽子ちゃんのお母さんに会って、
晩御飯に誘われて風早くんがうちに電話するとこあったじゃないですか。
「そう、こないだ言った彼女のうちでごちそうしてもらうことになったから!」
って言ってたので、風早くんはお母さんに報告したんだなーと思ってたわけですよ。
今回はまあ、そんなお話です。

#8「彼女ができたんだ」

よろしかったらおひとつ~



   

   


8 彼女ができたんだ


黒沼に返事をもらった日、家に帰ると母ちゃんに
「お兄ちゃん、何かいいことあった?」と言われた。
俺的には平静を装っていたつもりだったんだけど
どうやら全然装えてなかったみたいだ。

「え、何が?」と言ったら
「なんかすごく嬉しそうなんだけど。」と言われた。
さすが母親だなあなんて思ってたら、とたにまで
「しょーた、なんかニヤニヤしてる。」とか言われて
「え?いや、ニヤニヤなんかしてないよ!」と反論してみたが
「えー?母ちゃん、しょーたニヤニヤしてるよなあ!」
「うーん、まあ・・・緩んでるねえ。」なんて言われる始末。
いや、まあ、そりゃあ・・・念願かなって嬉しいけど
そんなにパッと見てわかるほどだなんて・・・。

「実は・・・彼女ができたんだ。」と言うと
「えっ!?」と母ちゃんに怪訝な顔をされた。
なぜかとたまで険しい顔をしてる。
なんでそんな顔するんだろう?

「なんだよ、しょーた。
 チューガクいってイロケづきやがって!!」と
とたになんだか酷いことを言われる。
「・・・あたし、お兄ちゃんは・・・」と母ちゃんが言うから
「え?俺がなに?」と訊いてみれば
「裏の爽子ちゃんが好きなんだと思ってたんだけど・・・。」と。

「え?バレてたんだ、俺が黒沼のこと好きだって・・・。」

「じゃあ、なんで彼女なんて!」

「え?いや、だから彼女になってくれたんだよ、黒沼が。」

「さ、爽子ちゃんなの!?
 なによ、もう・・・知らない娘が彼女になったみたいに言うから
 びっくりしたじゃないのよ!!」

「誰ともなんとも言ってないじゃん、俺。」

「だから、爽子ちゃんならあたしも知ってるんだから
 最初から爽子ちゃんだって言えばいいでしょ!」

「うん、今のはしょーたがワルいとおもう!」

「なんでそんなに責められんの、俺。」

「だって、爽子ちゃんお兄ちゃんのこととても好いてくれてるから
 お兄ちゃんが他に彼女作ったりしたら嫌だもの。」

「そうだよ、さわこがないたらイヤだからな、おれ!」

「え、母ちゃん黒沼が俺を好きだって知ってたの?え、とたも?」

「そういうお兄ちゃんは・・・気づいてなかったの?」

「・・・俺ばっかり・・・好きだと思ってた・・・。」

「・・・そうねえ、自分への気持ちには気づかないものなのかしらねえ?」

「しょーたがドンカンなだけなんじゃないの?」

「とた、さっきから俺に対するあたりが厳しすぎじゃない?」

「しょうがないじゃん。
 さわこはもうずっとしょーたのことすきなんだもん。」

やっぱりとたも黒沼のこと好きなんだな・・・
でも俺のほうが絶対すごく黒沼を好きだから
何があっても黒沼だけは譲れないんだ、誰にも。

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