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二次創作の文を置いてます。 大したこと無いモノしかありません。 読後の苦情はご勘弁を。
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急に思い立って書きました。

私としてはすっごく砂吐きかなと思うんですが
どんなもんでしょうかー?

風爽でございます~。


 黒沼爽子20歳、魔法かけます!





合格証明書が届いて、私は人間になれたんだなあ・・・
って思ってはみても、実感はなくて・・・
そもそも、魔力があるかないか以外に違いはなさそうで。

合格証明書が届いた後に魔法を使ってみたら使えたから
魔力が残ってたら、私はまだ悪魔でもあるんじゃないかなって
最近思っているのは翔太くんには内緒です。


後どのくらい魔力が残ってるのかゲームみたいに
MPとかデジタル表示してくれたらわかりやすいけど
そういうのはないので、
なにか最後に結構魔力使いそうな魔法をひとつ
使ってみようかなって考えてて。
それで魔力がゼロになったら晴れて人間なんじゃないかなって。

最後だからどーんって凄いなんか素敵な叶えたいことないかなって・・・


「爽子、またなんか考えてるでしょ?」

「え?ううん。別に何も・・・」

「爽子は嘘つくの嫌いだよね?」

「ええっ!?うん、そうだよ・・・・
 う~ん、あのね・・・
 翔太くんの幸せって何かな―って・・・」

「俺の幸せ?今幸せだけど?」

「何か、こう、こうだと幸せみたいな、何かないかな?」

「俺、爽子がそばに居てくれたら幸せだよ。
 だから、俺今、十分に幸せだけど?」

「もっと、こうだと更に幸せ!!とかは?」

「う~ん、俺の側で爽子も幸せならそれ以上の幸せな事ないよ。」

「え?私?!わ、私も今、びっくりするくらい幸せだよ!!」

「あはは・・・びっくりってなんだよ。
 でも、良かった。
 じゃあ、俺も今、びっくりするくらい幸せ!!」



なんか幸せ合戦をしてしまった。
お恥ずかしい・・・

今幸せなのは十分すぎるくらい確認してしまったので、
そーだなー・・・
『翔太くんが、ずっと一生幸せで居られますように。』
うん!これは素敵な願いだよね!!
一生だもの、魔力もそうとう消費するよね、きっと!!
それに何より、翔太くんのための魔法だしね!!


その夜、ちょうど野球の生中継があって、
翔太くんはこれには結構のめり込んで観ているって知ってるから、
この時とばかりに翔太くんの背後でちょっと距離をとって
小声で呪文を唱えて、人差し指をくるっと回した。

何か分からないけど、思った以上の喪失感を味わって、
少しめまいがして足元がふらついて・・・
『あ、倒れちゃうかも・・・』って思うのに足に力が入らなくて・・・
床は冷たくて痛いかも・・・って覚悟したけど
倒れこんだ先は温かい胸の中で・・・

「あ、あれ?」って、見上げれば青い顔した翔太くんと目が合った。

「わ!翔太くん、大丈夫!?」って言ったら、
「こっちのセリフだよ!
 爽子、どうしたの?倒れるなんて。」って言われた。

「も、もう大丈夫!!ちょっとふらついちゃって・・・運動不足かも・・・
 あ、ごめんね!野球観戦の邪魔をしてしまって・・・」

「野球なんてどーでもいーよ!!
 さっき、爽子、小声でなんか言ってなかった?
 気になって振り返ったら倒れそうになっててびっくりしたよ!
 ホントに大丈夫?苦しいとか痛いとか無い?
 もしかしたら、なんか病気とか?!
 そうだ、明日病院行って調べてもらおう!!」

「ち、ち、ち、違うよ!!病気とかじゃないよ!!」

「なんでそう言い切れるの?なんか心当たりあるの?」

「え?な、無いけど、大丈夫!今はもうスッキリ!!」

「爽子は嘘つくの嫌いだよね?」

「ええっ!?うん、そうだよ・・・・
 う~ん、あのね・・・ちょっとね・・・
 まだ魔力があるみたいだったから
 使い切っちゃおうと思って・・・」

「じゃあ、魔法使ってたんだ・・・ああ、あれ、呪文?」

「う、うん!そーそー!」

「でも、ベッドの時はあんなことにならなかったよね?
 何、なんかものすごい魔法だったの?倒れちゃうほどの?」

「うん、なんかね、無くなったなって感じがしてね。
 多分使い切れたと思うよ。」

「なんで使い切ろうって思ったの?」

「えっと・・・だって・・・魔力があったら人間じゃないでしょう?」

「別に良かったんじゃない?
 そんな思いするくらいなら魔力があったって・・・
 爽子は爽子でしょ?」

「でも、私はちゃんと、翔太くんと同じ人間になりたくて!!」

「え!・・・もう・・・俺、悪魔だって何だって
 爽子が好きなんだって言ったでしょ!
 うん・・・でも・・・すっげー嬉しい言葉もらったって思うよ。

 ・・・で、それで・・・?」

「え?」

「そのすごい魔法って何?」

「う、う~・・・」

「さ・わ・こ・・・」

そう言って翔太くんが正面から至近距離で私の瞳を覗きこむ。
ひょ~、こんなの、どうしよう、心臓破裂する・・・

「呪文はな~に?」

「・・・翔太くんが、ずっと一生幸せで居られますように~・・・」

「え!?/////」

慌てて自分の口を押さえたけど、出てしまった言葉は戻らない。

「・・・そりゃあ、ぶっ倒れるくらい魔力使っちゃうよ・・・
 俺、俺の側で爽子も幸せなら幸せなんだから、
 要するに、俺と爽子、二人分の一生の幸せを願っちゃったんだよね?」

「え?!私も!?
 ああああ・・・今度こそ翔太くんのための魔法だと思ったのに
 また私、自分のために・・・最後だったのに~・・・」

嘆く私に、翔太くんは大好きな笑顔で・・・

「もう魔法かけちゃったんなら、爽子もう俺の側から離れられないね!

 そーれーかーらー・・・自分のためじゃなくって・・・」





           「ふたりのためでしょ?」



翔太くんは本当に普通の人間なのかな?
翔太くんの言葉は破壊力凄いよ!!主に私の心臓の!!!

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